「忘れられる権利」とは何!? 興味深ぁ~い!

中村です。

 

 

世間一般的な関心事でもあるかも知れませんが
僕達の様なインターネットを特に利用する頻度の高い人間にとっても
非常に興味深い話題がありました。

 

 

それが「忘れられる権利」
更にその手前にあったGoogleに対する記事の削除要請、
またそれに対する最高裁の判決です。

 

 

まず一旦、事の概要を簡単におさらいします。

 

 

児童買春で逮捕され、罰金の略式命令を受けた男性がGoogleに対し、
インターネット上の検索結果に表示されてしまう
自身の逮捕歴に関して検索結果から削除するよう求めました。

 

 

それに対し、

 

2015年12月 さいたま地裁は「削除を命じる」

 

2016年7月 東京高等裁判所は「削除認めず」

 

2017年1月 最高裁判所「削除認めず」

 

という判決を言い渡したという話です。

 

 

そしてその基準として示されてたものが

 

 

「プライバシーを公表されない利益が、
サイト側の表現の自由より明らかに優越する場合だけ削除できる」

 

 

というもの。

 

 

更に、Googleの

 

 

「検索サイトは情報の媒介者であり、表現行為に当たらない」

 

 

とする主張を退け、

 

 

「検索結果は検索サイト自身による表現行為の側面がある」

 

 

と判断。

 

 

つまり、記事を削除するしないは
個人のウェブサイト管理者だけでなく、
検索サイトに削除請求が出来る事を明確にしたという事です。

 

 

更に

 

 

「検索結果の削除は、情報流通の基盤として
検索サイトが果たしている役割を制約する」

 

 

と指摘したという事です。

 

 

Google記事削除と公益性

 

 

 

さて、堅い表現が続いたので
僕なりの解釈も交えてカンタンにかみ砕いてお話をしますと・・・。

 

 

まず、「検索サイトはただの情報の媒介者ではない」という事。

 

つまり、Googleには表現者としての責任があると。

 

 

だから削除はブログやサイトの管理人だけでなく
Googleに直接お願いする事も可能。

 

 

ただし・・・「そう簡単には削除できないよ!!」

 

 

何故なら・・・

 

都合の悪い情報だからといって、様々な記事が簡単に削除されてしまえば
情報操作がされてしまう恐れがある。

 

 

そうすると、検索サイトの公益性が保てなくなる恐れがある。

 

→当然ですよね。

 

 

ただし、そういった検索サイトの公益性より
明らかにプライバシーが優越する場合には、よく事情を考慮して判断する。

 

 

といった事ですね。

 

 

全体としては削除に対して非常に慎重な姿勢だったと
捉えて良いと思います。

 

 

さて、ここで出現したのが面白いものなのですが

 

「忘れられる権利」なるものです。

 

 

「忘れられる権利」って何??

 

 

 

「忘れられる権利」は、

個人のプライバシーを重視する欧州などで認められ
国際的にも関心を集めているとの事で、

 

その名称で察しのつく通り、知られたくない過去の情報を
ネット上から削除する事を要求出来る権利だそうです。

 

 

僕は今回初めて知りました・・・

 

面白いですね、確かに(笑)

 

 

なるほど(笑)

 

 

具体的には2014年にスペイン人男性が
社会保障費滞納に関する検索結果の削除を求め
EUの最高裁が「忘れられる権利」を認め、削除を命じたそうです。

 

 

確かに、人には忘れて欲しい事、
忘れてしまいたい事などなど、沢山ありますよね(笑)

 

 

小学生くらいの時の出来事とか、
思い出したら顔から火吹きそうな恥ずかしい話も
確かに僕もあります(笑)

 

 

それに、今僕がこうして書いているブログも
今は良いと思っていても、将来自分の実力が上がってきた時には
恥ずかしくて見るに堪えない・・・なんて事もあるでしょう。

 

 

結構トップアフィリエイターの人はよくある様です(笑)

 

実力がつく前の削除したい様な黒歴史のブログなどが(笑)

 

 

因みに、今回日本で話題になったこの男性、
児童買春してた訳ですから・・・

 

 

これで、「自分に都合が悪いから削除しろ」って言っても
100歩譲っても身から出た錆という感は否めませんが・・・。

 

 

このインターネット全盛の時代に
悪い事をすれば未来永劫苦しめられる・・・

 

そういった側面もあると言えますね。

 

 

こういった部分を見るとインターネットで怖いな
という部分も確かにあります。

 

 

明日は我が身、じゃないですけど
ネット上の情報って良くも悪くもなかなか消えません。

 

 

ネットビジネスや情報業界の「詐欺」「悪評」の行く末は?

 

 

 

情報業界に関して言えば、やはり無料オファーからの高額塾を連発している
「ほぼ詐欺」的なグループの方々。

 

 

こういった人達もフロントに立って変に有名になってしまうと
いくら「稼いでいるぞ~」ってアピールしてても

その後一発屋で終わり食えなくなった時、
一般就職しようとするけど検索結果で過去の行いがバレて困り

「お願いだから批判記事消してくれ」なんて
謝り倒している・・・そんな話、結構多いと聞きます。

 

 

でも、こういった場合は、自分で広告費かけて露出して
「稼いでいます」みたいな半分芸能人みたいな
領域になってくるので「準公人」という扱いになります。

 

 

こうなると、そこに対して例えば僕らの様な
個人のブログが感じた「感想」を書くのは
例えそれが批判的な内容であったとしても
あくまで個人の感想であるし、
自ら進んで「準公人」となった人があからさまに
プライバシーを振りかざす事は出来ません。

 

 

そうすると削除なんて脅しやASPを通した圧力などをかけないと
そうそう出来ないものです(^^)

 

 

まぁ、個人で普通に生活している分には
そんな困る事は無いと思いますが、
情報を発信する時は後々の事も考えて行う様にした方が良いのは
間違いないという事ですね・・・(^^)

 

 

ただ、僕の感じ方としては、前述した

 

「忘れられる権利」って象徴的だな~という事です。

 

 

「忘れられない」「残り続ける」プラスに捉えると?

 

 

 

よく「記憶力が悪い」とか悩む人もいますが
人の脳って「忘れる」という機能も大事な機能と言われています。

 

 

もし「忘れる」事が出来なければ・・・
嫌な思い出も一生鮮明に覚えていなければならない。
それこそ、その思い出に一生苦しめられるかも知れない。

 

 

・・・だから人の脳って凄いなと思う訳ですが、

 

逆に言うと、そんな人の脳の機能すら
思いっ切りブッ飛ばしてしまう勢いが
現在のインターネットの世界にはある

 

・・・という事です。

 

 

つまり、インターネット上に築き上げた仕組みは
非常に強固なものになります。

 

 

自分で意識的に強固にしようと思って構築していけば
ますます当然そういった結果になります。

 

 

検索結果に表示される記事のみならず、
ステップメールなどをはじめ、
今パソコンやインターネットに関わる機能は
大部分が自動で24時間稼働し、働き続けてくれるものです。

 

 

そうなればインターネット上に作った稼ぎの仕組みは
半永久的に機能してくれる・・・。

 

 

この一連の事件、及び「忘れられる権利」という言葉は
「忘れたくても忘れられない」「忘れてもらいたくても忘れてもらえない」
という、一見ネガティヴに捉えれば凄く怖い話ですが、
逆にインターネットビジネスという視点に於いては
そのパワーと可能性を改めて感じさせてくれるエピソードである、
と僕には映りました。

 

 

お陰で僕も実際、朝起きた時や昼間の何気ない瞬間、
フと気づくと勝手に報酬が発生しています。

 

 

実際僕もインターネットの仕組みのパワーを
体感していると一人と言って良いでしょう。

 

 

100円、200円稼いだ、という程度であれば、
「バイトした方が早い」という感覚でしかないですが
これが万単位の金額になってくるとやはり感動します。

 

 

しかも「自動で」「気付いたら」という形で収入が入ってくる訳ですからね・・・。

 

 

もし、あなたがまだその体感をしていない・・・という事であれば
あなたにも是非、僕と共に体感して欲しいなと思います。

 

 

メルマガ登録してなければ、是非。

 

 

では、本日はこの辺で(^^)

 

 

中村でした。

 

 

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