それ、自分の実力なのかい?

中村です。

 

 

あのー、世の中色々な価値観の人がいますが、僕が話をしていて

「ちょっと自分とは違うな~」と感じる人のお話をします。

 

 

別にその人の生き方を否定する訳ではなくて

自分は・・・という話ですけれどもね。

 

 

どんな人なのかという事ですが

 

 

結構働き盛りの男性が、自分をアピールする時に

颯爽と働いている様子と、自分が関わっている仕事の

スケールの大きさをアピールする人がいるんですよね。

 

 

「俺、3,000万円の案件を決めたんだぜ・・・」

 

「あの一流企業と取引しているんだぜ・・・」

 

 

みたいな。

 

 

「億単位のプロジェクトに関わっている」

 

と話す人もいるのですが

 

 

それってかっこつける所なのかな??

 

 

というところです。

 

 

 

 

なんだか僕自身が就職活動をしていた時の事を思い出すと確かに、

色々と「無い理由」を絞り出していたという記憶はありますが(笑)

 

 

「B to B(法人営業)の仕事がしたくて・・・」

 

 

「じゃあなんで??」って訊かれたら答えられない(笑)

 

 

「大きな金額のサービスを扱うというスケールの大きさに憧れました!」

 

 

「なんでスケールが大きい方がいいの!?」

 

 

って訊かれたら答えられない(笑)

 

 

なんとなぁ~くね(笑)

 

 

まぁ、お恥ずかしながら恐らく僕自身が

こういった発言を過去にはしていたと思います。

 

 

でも、スケールの大きな仕事をしていても

それが自分自身の実力と思うというのが

大いなる勘違いだと思うんですよ。

 

 

 

あれ? 自分に酔ってる?(笑)

 

僕自身、法人相手の仕事をして

数千万、億が動く仕事に関わった事がありますが、

そこで印象的に感じたのは

 

個人と違い大企業になればなる程、

その意思決定は非常に遅くなり時間がかかる

 

という事でした。

 

 

そして大型の案件が条件合致し、成約に至る寸前までいっても

ちょっとした横槍が入ったりすればすぐに案件は壊れます。

 

 

つまりそれだけ大企業になればなるほど

意思決定は慎重になるという事です。

 

 

では、何故そんなに遅くなるのかというと、

その理由のひとつとして「関わる人数が増える」

というのが一因ではないかと思います。

 

 

 

 

そのプロジェクトや商談に関わる人数もそうですし、

その決定による影響を受ける人数も増える。

 

 

こう考えてみると、数千万、数億の話が動くという時に

個人の力で実行されているという事は殆ど無い筈なんですね。

 

 

つまり、大きな商談を取りまとめる、という先程の話で言えば

 

「世界を舞台に活躍する自分、スゲーでしょ??」

 

ではなく、「個人の力は無力だ」という事を自覚する事だと思うんです。

 

 

人が合わさって協力し合う事により

大きなものが生まれる。

 

 

周りに感謝する事はあれど「こんな環境にいる、自分、凄い!」

 

 

って自分に酔ってしまうのは僕だったら違うなぁ~と思います。

 

 

そもそも、その商談だって、その人個人の看板に対して

本当にお金を払ってくれたんでしょうか。

 

 

その人の背景についている大企業のブランド力といった看板に対する信用で

お金を払ったりしているのではないでしょうか。

 

 

ここに個人で法人対象のコンサルや契約をする人であれば

いよいよ実力は本物だと思いますが

サラリーマンとして一部署の担当者として動いているうちは

全然違うと思います。

 

 

これって、派手なVIPカーやスポーツカー、高級車に乗って

イキがって、その車のスペックを自分の実力だと思っている若者みたいです。

 

 

その看板を取ったら何が残るのか。

 

 

見せかけだけ自分を大きく見せてそんなに嬉しいのでしょうか?

 

 

「凄さ」より自分のチカラで自由に生きていくというという価値観

 

 

 

僕の考えとしては大きな仕事をするというより

「自分個人の力で生きていける事」を追求する事の方が

自分の考えるカッコよさに近づく気がするし面白みがあります。

 

 

これは単に僕の気質なのかも知れませんけどね。

 

 

ナンバーワンを目指すとか、勝ち負けを決めたがる考えも薄いのですが

僕はひたすら自分の独自性を保ち(つまりオンリーワンって事?)

自分らしく、自由に楽しくやっていける方が良いと思うのですが

あなたは如何でしょうか?

 

 

もし、共感してもらえる様であれば

僕のブログをウロウロ楽しんでいって下さいね(笑)

 

 

では、中村でした。

 

 

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