- 投稿 2017/04/02
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こちらの記事からの続きです。
就職活動!!
したした、そんなのあったなぁ。
就職活動って通年やってるかと思ったらそうでもないみたいで、
一応「解禁!」みたいな時期から一斉にみんな活動し出すんだよね。
最近街中に繰り出せば没個性な格好をしたフレッシュな方々を
お見掛けする機会が増えた・・・。
そんな人を見てると思い出す就職活動の日々・・・
今思えばなんか色々勘違いして空回りしてた事、多かった気がする。
まぁ己の選択すべて自己責任っちゃ自己責任だけどさ、
上手い具合に惑わされたと思う、世の中の常識に(笑)
今思えば深い考えなど何も無く、
いや深い考察や洞察力を身に付けたいと願ってはいたけれど、
どうやったら身に付けばいいのかすら分からず。
ただ答えの出ない中を闇の中、手探りで進んでいた気がする。
そもそも、自分も今思えばそれまで自分の将来やら進路やらなんて
対して考える必要の無い環境にいた。
良い事があっても悪い事があっても、そして何も無くても。
息を吸って、吐いていれば、取り敢えず時間は流れ
一学年上がって進級していたのだ。
それまで真剣に考えるような
「選択肢」を与えられる事なんてどれだけあっただろう。
今思えば理系に進もうが文系に進もうが
野球部に入ろうが吹奏楽部に入ろうが
本質的には大差なかったのではという気がする。
体育の選択科目で柔道を選んでも剣道を選んでもダンスを選んでも
6人ごとに班分けされたって整美班でも厚生班でも変わりはないし大差はない。
当時はすっごく大きな分岐点に見えるのだけど!
所詮は大きな決められた枠組みの中で
「一応、選べるけど、どうする?」
って質問されてるレベルだ。
だけど就職活動は初めて本当に本当に大きな岐路に立たされたと思える。
一応世間一般的な「こうなったら、次こうするべき」
をなぞって来ればハタチくらいまで辿り着く。
中学を卒業したら次は高校に行くべき。
高校に行ったら、大学に行くべき。
でも、そこで初めて、「なんでもいいよ!」って言われる。
なんでもいい、って言われても!
わかんなぁーい。
どうしたらいい?
自分に向いてるモノ?
分からない!
なんでもいいって選択肢が広過ぎて
そこで初めて「自分に軸が無い」って事に気付く。
軸なんてないっつぅの!
自己分析?
何も優れた実績も無く、
優れた能力も無く、
家でドラクエのレベル上げだけしてきた
この俺に
何があるの!
そんな事を考えてりゃ面接で当然喋れる訳、ないない!
「こ、こみゅにけーしょん能力がありまぷ・・・」
(どこがだ!)
「法人営業のスケールの大きさに惹かれて」
(惹かれねぇし!)
「御社の製品を普段から愛用する中でですね」
(コレ志望理由一番ダメなやつ!多分ね)
既に自分で言ってる傍からダメな気がしてきてツッコんでしまう程
めっちゃくちゃなんである。
でね、
こんなオッパッピーのトンチキチーの答えを喋る
僕みたいなトンデモ就活生を生み出しちゃってる理由のひとつは、中村が思うに
業界別の企業ランキングとか
業界研究本?
これだと思う!
業界地図見て就職活動上手く行かない理由
上手く行かないの、なんでだと思う?
もうね、カテゴリーの分け方からしておかしいの!
就職をそもそも「業界」から考えようという視点を植え付けられちゃう!
だけど世の中に沢山ある企業を整理するとしたら
まぁ便宜上はヤッパ「業界」で分けるよね。
それが普通!
上場企業とかの株価とかだって
業種別にカテゴリー分けされてるしね!
でもね、「就職」であったり自分の「人生」を考える時は
考えるべきポイントは「業種」「業界」じゃないのよ!!
それはどんな人達と関わってどんな生き方をしていきたいか?
をベースに考えるべきなんだ。
ん?
当たり前の事言ってる?
そうだよね、当たり前だよね。
どんな生き方をしていきたいか?
って壮大だけど、重要なテーマだよね。
そして仕事と人生って大きく関係してくる。
どんな生き方をしたいか?
仕事を考える上で重要!
でも会社を見る時は何故か
業種別
これ、なんか思ってる事と
行動がちょっとズレてる気がしない?
それだと
生き方=業種、職種
になってない?
それが「どんな職業に就きたいか」の質問の答えだとしたら正しい。
だけど、今言ってるのは「どんな生き方をしたいか」なんだよね。
同じ職業を選んでも違う生き方になる人達はいるでしょう。
逆に、表面的には違う仕事をしていても
そこにかける思いや根底にあるものなどは同じ、
そんなケースもあるかも知れない。
つまり目指すものは「家族の幸せ」という共通項でも
手段として利用している仕事は違うというパターン。
これなら職種や業種が違っても想いや目指している所は同じなワケだ。
最初に書いた様に、
理系を選択しても文系を選択してもさして変わりないと言ったのは
表面的には違うけどもそこにどんな想いをのせてたり
意味を見出してるかによって違ってくるからなんだ。
だから、業界別に色々研究してみるのもいいんだけどー
勤務時間とか休みの曜日とか年収とか
そこにばっかり目がいってしまうでしょ?
結局、そこをひとつの検討材料にする程度なら分かるけど、
最後の決め手にしてしまえば
自分の望んでいた未来とちょっとずつ違ってきて、
なんか違うなぁ~
ってズレてきてしまって
当たり前の結果・・・なのだと思う。
だから、
結論を言うと、
「業界別」というカテゴリー分けに惑わされず、
もっともっと、あなたの生き方に直結する所。
そういった「生き方」に繋がるポイントを意識して
仕事探しをした方がオススメですよって事です。
そして、もし面接を受ける時も
そっちを持っていた方が強い。
面接先の会社に併せて理由を考えてすり寄るんじゃなくてー
「自分はこんな人なんです」
「自分はこんな考えて方を持っているんです」
「この生き方は譲れないんです」
「それを御社で実現出来るなら頑張りたい!」
って言った方が相手にも響くでしょ。
「コミュニケーションに自信ありまぷ」
「法人営業がしたくて」
「御社の商品が好きで」
この嘘だか本当だか分からない様な
無理やりチックな理由を言われるよりもね。
ではでは、中村でした
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